幼児教室の合宿。小学校受験にむけて、様々な経験と「学び」

HPに合宿の案内をUPしたので、合宿の話をしましょう。

まず、みなさん思うのが、「幼児に合宿?」「合宿してまでお勉強?」だと思います。子供だけのキャンプやスキー合宿なら、「自立」のためにもOKというご家庭でも、「勉強」合宿となると躊躇してしまうのかもしれません。

その場合、「勉強」の概念が幼児の場合は違うのだと思います。「勉強」合宿ですが、ずっとプリントをやるなんてことはありません。みんなで整列して歩くのもお勉強、元気よく宿の人に挨拶するのもお勉強・・・そもそも、5歳6歳の子がご両親から離れて生活すること全てがお勉強なんです。「学び」ですね。

様々な失敗もするでしょう。いつもなら、失敗をしないようにご両親が導いてくれていたのが、自分で考えて行動しますから、失敗だらけです。その失敗がとっても大切なんです。

過去のクスっと笑ってしまう失敗をご紹介。

「お風呂に行きます。何が必要か考えますよ。お風呂で裸になって、身体を洗うんだから濡れるよね?何が必要?一日着た洋服はもういらないよね?この後は寝るよ。何が必要?さあ準備をして、廊下に。」と各部屋でアナウンスし・・・最初の部屋に戻ると廊下の前には、全裸の男子たち・・・。どこをどう切り取って聞いたのか、一人が裸になったのでしょう。それにつられた子たちがいたのでしょう・・・。もう一度、指示をし、理解をさせました。
きちんと列に並んでいたように見える女の子たちも、お風呂から出た後に、「先生、タオル忘れた・・・」「先生、私のパンツがない・・・」「先生、パジャマの上を忘れた・・・」続出ですから、1日目の夜は大変です。
お家で、お風呂に入ると、タオルがあってパジャマはご両親が用意してくれているのでしょう。「学び」です。

最終日、男女共に、毎年あるのが、「先生、もう履くパンツがないよ・・・」です。
早い子は、2日目にパンツが足りなくなります。荷造りは、ご両親と「一緒に」行っているはずです。1日目の洋服入れ、2日目の洋服入れ、3日目の洋服入れ、と分けていれたはずです。それなのに、足りなくなる・・・。川遊びで水着に着替えた後、翌日の袋からパンツを出したり、朝起きてパジャマを着替えるときに翌日の袋からパンツを出したり・・・着替えの度に、新しいパンツを出すので、予備も2日目になくなってしまいます・・・。「学び」ですね・・・

池袋で解散になるのですが、あるお母さまが、「うちの子、見たことのない洋服を着ていますが、お借りしましたか?」と・・・すると、その近くにいたお母さま、「うちの子の洋服です・・・」。一人の子が、前日の洋服を脱いだまま、荷物置きの場所に、ほったらかしておく→もう一人が、着替えをせずに遊んでいたところ、集合時間なり、早く洋服をきなさい!と注意され、近くに転がっていたその辺にあった服を着る・・・ということだったようです。
なぜ、自分の服がわからなかったのか?もありますが、自分が着ていた服をお友達が着ていて気づかないというのも、中々です。

話し始めたらキリがないくらいエピソードがあります。

それでも、みんな楽しく、毎日、楽しい!と過ごします。
スイカ割り、かき氷、散策をしたり、川遊び・・・楽しいことも沢山あります。
もちろん、プリントは、選抜クラスは100枚、普通クラスでも60枚はやりますからね・・・体験たっぷり、机上の勉強もたっぷり、経験たっぷりです。

興味のある方は、ぜひ、HPの合宿の案内をご覧ください。