2022 結果が全て出たので・・・

1つ前の記事で合格者数をまとめました。

ここでは、今年をまとめてみます。
反省点はたくさんあります。
が!!
まずは、「自慢」をしたいと思います。

①筑波の結果
筑波講習参加者5名。
今年は、会員さんが、埼玉在住や23区外のお子さんが多く、 筑波に出願出来なかった子が例年よりかなり多かった&抽選に通過した方が少なかったため、少数でのチャレンジとなりました。大人数で競争することも筑波講習で必要かと、講習を行うかも悩んだくらいだったのですが、割合的には、例年より良い結果となりました。
会員・通年で通っていたお子さん4名、筑波の直前講習で初めてきたお子さんが1名、計5名の講習参加でした。
ほとんどのお子さんが、4講習以上受講し、少人数だった分、プリントもどんどん追加したり、工作も追加したりし、徹底的に指導しました。
嫌がらず、もっとやろう!と学ぶことを楽しむ子どもたちでした。
結果、私としては、今年、全員合格なんてこともあるかもしれない!と思ったくらいです。が、さすがの高倍率、残念ながら・・・
それでも、3名の合格となり、これは、倍率を考えると凄いことだと思います!(残念だった2名も、それぞれ、他国立、他上位私立に合格していますので、気を使わず、公表させていただきました。)

立地から、練馬LTFは筑波ではなく、学芸向きのお教室と言われる方も多かったのですが、今年度から、工作の宿題を毎週出したり、GW明けの講習でも、全講習に工作指導を付けたり、

工作に力を入れたことが、良い結果になったと思っています。

②夏休みの宿題優勝者が、5年連続で記録更新。
練馬LTFでは、夏休みにたくさんの課題を出します。それは、プリント学習ではなく、観察日記だったり、実験であったり、絵画や工作であったり・・・時間をかけようと思えばいくらでもかけることができ、楽しようと思えば適当に終わらせることもできる宿題です。
ご両親には、年長の夏こそ(実は、年中さんにも簡単バージョンであります。)親子で向き合う!プリントだけで煮詰まってはダメ!たくさんの体験をさせること、親子で向き合う時間を作ることが大切!とお話し、このような宿題を頑張れる子が国立から求められるんですよ!とお話しています。 そして、順位をつけます。幼児の頑張りに順位を付けることに賛否両論あるかもしれませんが、そもそも、小学校受験を選んだ時点で、順位どころか、合否があるんです。1位や入賞を目指して頑張る、達成したら喜ぶ(努力した後の成功体験)、入賞出来なかったら悔しがり、次こそ更に上を目指す、で良いと思っています。
では、過去の1位のお子さんたちの結果です。

5年前 1位学芸合格
4年前 1位2名 1名が筑波・学芸2校のトリプル合格 1名が学芸2校W合格
3年前 1位学芸合格
2年前 1位2名、二人とも筑波合格
1年前 学芸合格 (ちなみに2位 学芸・立川国際W合格)

5年前から学芸と筑波を繰り返しています。
トリック?などはありません。順位も写真と共に9月の時点で会員さんに公開しています。1次抽選の結果さえわかっていない時期です。年によっては、1位が2名などもありますが、その場合は、2位がなく、3位1名としています(入賞者3名)また、上記の1位で有利とされている兄弟関係のお子さんは1名のみで、他は、全員第1子さんです。
「夏休みの宿題で1位を取ると良い結果が出てる子が多いんですよ!」と感覚でお伝えしていましたが、今年、あれ?と気づき、写真を5年前まで見たら、こんな驚く結果でした!
ちなみに、6年~前は、成蹊・暁星と私立上位が続いています。
5年前から、国立になっているのは、学芸の最初の抽選の倍率によるものかもしれません。

そして!!!今年は、3位までの入賞者のうち3名が国立小進学となりました。
更に!今年の1位のお子さんは、筑波合格となりました!
そして、すごいのは、筑波の最終抽選も過去全員通過していることです。
少し、怖くなるくらいですね。

③国立の試験を全て終えて。
久しぶり(コロナ禍で大泉の考査倍率が上がってからは中々いなかった)学芸のダブル合格、学芸と筑波のダブル合格がいました。通年でたくさん講習を受講し頑張っていた子たちです。国立で2つ以上の学校から認められるのは凄いことだなあと素直に思います。

さあ、「自慢」をたっぷりしたので、「反省」も・・・。

もちろん、全員を第一志望に合格させてあげられなかったことです。
うちの教室の子は、本当によく頑張ります。
小さな教室で目が行き届く分、細かく指導もするし、ご両親に細かくアドバイスもします。そこが良いところでもあるのですが、大人数の教室なら見逃してくれるお子様の課題もお伝えします。お子様の弱点や課題を指摘され辛い気持ちになる方もいるでしょう。でも、うちの教室の保護者は、しっかり受け止めご夫婦で話し合い、子どもと向き合い、努力する方ばかりです。週に1回通っているだけ~という方はいません。
だからこそ、それに見合った結果を出してあげたかったと毎年思います。

うちの教室の子のほとんどが受検する学芸大泉で、巧緻性が完全復活すると思い、巧緻性に力を入れたのに、復活どころか、なくなってしまったこと。運動も今年こそ復活すると思い指導したのになかったこと。
では、もう来年は、工作も運動も対策をしないのか?
今の悩みです。
ただ、今年筑波合格した子たちも、この学芸大泉の対策をたっぷりしてきた子たちです。大泉では出題されなかった絵画やスキップを筑波で頑張ってきました。(ちなみに、筑波で絵画が出題された2年前に合格したお子さんと今年の合格のお子さん、二人とも、筑波の先生に、絵画を褒められています。)
ですから、大泉だけを受検するための教室ではありませんから、やはり、工作・絵画は引き続き指導していきたいなあと考えています。
(大泉講習内での指導は割合を減らし、ここ3年の傾向に合わせた新教材にする予定です。)